JavaScriptは昔から使われている言語ですが、ここ数年で構文や標準APIが大きく進化しています。ReactやVue、Next.jsなどを触っていると、「この書き方は何だろう?」と思ったり、「昔勉強したJavaScriptとは変わったな」と思うことがあります。
WINGSプロジェクトから出版されている「モダンを学ぶ 速習JavaScript」は、そんなJavaScriptを効率よく学び直したい人向けにぴったりの一冊です。しかもお値段が500円とリーズナブル。
ちょうど研修でJavaScriptを教える立場で学び直したいと思っているところだったので、実際に読んだ感想を紹介します。
こんな人におすすめ
✅ JavaScriptを数年ぶりに触る
✅ ReactやNext.jsを始めたい
✅ ES2022〜ES2027あたりをまとめて学びたい
✅ 最新構文だけ効率よく知りたい
「モダンを学ぶ 速習JavaScript」の特徴
「モダンを学ぶ 速習JavaScript」は、最新のECMAScriptに対応した構文や標準APIを効率よく学べる一冊です。
特徴は以下のとおりです。
- モダンJavaScriptに特化
- ECMAScript2027まで対応
- サンプルコードが豊富
- 1テーマごとにまとまっていて辞書的にも使える
実際に読んで良かったところ
最新構文だけを効率よく学べる
JavaScript初心者向けというより「昔JavaScriptを書いていた人」「JavaScriptの基礎を学んだことがある人」にちょうどいい内容でした。
letやconstの変数宣言の基礎から始まり、Promise・fetch・Map・Set・Iterator・Temporal APIなど、2026年現在のJavaScriptでよく見る内容を一通り確認できます。
なぜその構文を使うのかまで説明されている
単に「こう書けます」ではなく「このような理由でこちらを使った方が良い」という観点で説明されているので理解しやすかったです。
サンプルコードが多い
説明だけで終わるのではなく、すぐにサンプルコードで確認できる構成になっているため、実際に動かしながら理解したいという人にも読みやすいと感じました。

実際にJavaScriptを実行できる環境を用意してからやると、より一層理解が深まるかと思います。
気になったところ
JavaScript完全初心者には少し難しい
基本文法よりも「モダンJavaScriptを知る」ことを目的としている印象です。
JavaScriptを初めて触る人はまず別の入門書を読んでからの方が理解しやすいと思いました。

これは本書の序盤でも、JavaScriptの基礎を学びたい場合は別の書籍を併読することを勧めています。
研修担当として感じたこと
研修ではJavaScriptの基礎を教えることがありますが、限られた時間では最新構文まで詳しく触れることは難しい場面もあります。
「モダンを学ぶ 速習JavaScript」は実務に出てから使えるテクニックなどが散りばめられた本なので、研修直後よりも「一度現場に出てから読み返す本」として良いと感じました。
ある程度JavaScriptを書いたあとに読むと「あ、この書き方だったのか」「この書き方はここで使えるな」という気付きが多い一冊だと思います。
まとめ

「モダンを学ぶ 速習JavaScript」を読んでみました。
JavaScriptをゼロから学ぶための本というよりも、最新のJavaScriptを短時間でキャッチアップしたい人向けの一冊という印象です。
実務で使うような分割代入、Promise、async/await などの書き方を体系的に学べるため、「昔のJavaScriptしか知らない」という人にも読みやすい内容でした。
JavaScriptを使う機会が増えてきた方や、React・Next.jsなどのフレームワークを学び始める前にJavaScriptを学び直したい方におすすめできる一冊です。
本書はKindle Unlimitedでも読むことができるので、興味のある方はチェックしてみてください。

