JAPANNEXTより2024年11月15日に発売された、モバイルモニター「JN-DMD-i156F」をお借りすることができました。
IPSパネルを2枚搭載したデュアルモバイルモニターで、USBケーブル1本で用意にマルチディスプレイ環境を構築することができるモニターです。

発表からずっと気になっていた製品なので、今回のレビューもかなり楽しませて頂きました。

では早速みていきましょう!
JN-DMD-i156F の特徴

JN-DMD-i156Fの特徴は以下のとおり。
- 15.6インチのフルHDのデュアルモニター
- 2画面を使って実質21.5インチ相当の大画面にもできる
- オートフリップ機能対応

JN-DMD-i156F の大きな特徴は15.6インチの画面を2枚備えているところです。
外出先でノートPCと接続することでJN-DMD-i156Fの2画面と合わせて計3画面のマルチディスプレイ環境を構築できます。
また画面数を増やすだけでなく、1920 x 1080の解像度のモニター×2で1920×2160の高解像度モニターとしても利用が可能です。

さらにジャイロセンサーを搭載で自動的に上下反転するオートフリップ機能に対応。
相手側に見やすいように画面を配置できるので、プレゼンや対戦ゲームにも最適です。
JN-DMD-i156F の仕様・外観
スペック
JN-DMD-i156F の仕様は以下のとおり。
パネル種類 | IPS |
サイズ | 15.6 |
バックライト | E-LED |
輝度 | 250cd/m2 |
リフレッシュレート | 60Hz |
コントラスト比 | 1000:1 |
解像度 | 1920×1080 |
アスペクト比 | 16:9 |
応答速度(最大) | 20ms |
表面処理 | 非光沢 |
表示色 | 1670万色 sRGB:62% |
入力端子 | HDMI-1 1.4 (1920×1080) @60Hz Type-C(USB-C)1 3.1 (1920×1080) @60Hz DC IN(USB Type-C )電源供給用 |
消費電力 | 最大17W 通常11W スタンバイ0.6W |
スピーカー | 2Wx2 |
製品重量 | 約1.4kg |
VESAマウント | 75x75mm (M4x6mm) |
付属品 | HDMIケーブル、Type-Cケーブルx2、電源アダプター、マニュアル、保証書 |
外観
パッケージはこのような感じ。
箱の大きさは通常の15.6インチモバイルモニターと同じです。


表面はさらさらしていて指紋などは付きづらくなっています。
VESAマウントにも対応しているのでモニターアームに取り付けることも可能。


自立式スタンドで角度は自由に調整することができます。


付属品はHDMIケーブル、Type-Cケーブルx2、電源アダプター、マニュアル、保証書です。

インターフェースはHDMI、Type-C、Type-C(電源供給用)、オーディオ出力です。

感想
かんたんにマルチディスプレイ環境が構築可能

2つの画面をまとめて使うことができる1画面拡張モードで15.6インチのモバイルモニターが21.5インチの大画面モニターに化けます。
複数チャットを並べたり、縦長のWEBページを参照するときにかなり見やすいので仕事ではこのモードをよく使っています。

横において使うことも可能。
モニターのベゼルが中央に来てしまいますが、使っているとそこまできになることはなかったです。

コントロールボタンを押すことで1画面拡張モード/2画面分割モードを切り替えることが可能です。
2画面分割モードではノートPCとケーブル1本接続するだけで3画面のマルチディスプレイ環境が構築できます。かんたんに複数画面で作業できるようになるのは嬉しいですね。
ちなみにMacでこのモードを使うと…

JN-DMD-i156F に表示される画面はミラーリングされた状態になります。
DisplayLinkとかいろいろアダプタを経由しましたが、Macで3画面を使った利用はできませんでした。

Macでも3画面に対応してくれると嬉しいですね。今後に期待です!
対戦ゲームするときに便利(オートフリップ機能)

反対に折り曲げることで、対面している相手に同じ画面を共有することができます。
Switchでゲームするときこの機能は便利かと思いました。
機能をフル活用できるのはWindows
Type-C接続での画面出力に対応していれば「JN-DMD-i156F」と接続できるので、WindowsとMac以外でもいろいろ接続してみました。
Switch
1画面拡張モードでは縦に間伸びして表示。
2画面分割モードではミラーリングして表示されました。


iPhone 16 Pro
1画面拡張モードでは2画面の中央に表示されました。ベゼル部分が少し邪魔かな。
2画面分割モードではミラーリングして表示されましたが、左右に黒帯が表示されています。


iPad Pro 11インチ
表示のされ方はiPhone 16 Proと同じでした。


Dex
1画面拡張モードでは解像度が対応していないメッセージが表示され上下に黒帯が表示。(メッセージははOKをタップすれば消えます)
2画面分割モードではミラーリングして表示されました。
レイアウト崩れはなかったので、スマホより大画面で使いたい時はありかも。


まとめ

「JN-DMD-i156F」は外出先で荷物は極力増やしたくないけどマルチディスプレイ環境で作業したい、自宅でも限られたスペースで作業効率を高めたい!という人にはおすすめのモバイルモニターとなります。
今回紹介したモデルは「JN-DMD-i156F」ですが、「JN-DMD-IPS156F」というモデルもあります。
機能はまったく同じですがJN-DMD-i156Fの方は販路がAmazonに限定されており、安く購入することが可能です。

両モデルは同じ性能なので、少しでも安く購入できる「JN-DMD-i156F」をおすすめします!


株式会社JAPANNEXTはどんな会社?
株式会社JAPANNEXTは低価格でコスパの高いモニターだけでなく、4Kなどの高画質モニターや、高リフレッシュレートのゲーミングモニター、デュアルモバイルディスプレイなどニッチな製品も販売している日本企業です。
筆者の周りでもJAPANNEXTのモニターを使っている店舗を見かけるようになってきました。利用者が増えてきているようで嬉しい限りです。
JAPANNEXT公式Xアカウント(@japannext1)でもいろいろ情報を発信しているので、興味を持った方はぜひチェックしてみてください。