2025年9月に発売されたJAPANNEXTの23.8インチモニター「JN-IPS238F-HSPC6-CMS」を使うことができましたのでレビューしていきます。
「JN-IPS238F-HSPC6-CMS」はモニター上部にポップアップ式のWebカメラとマイクが内蔵されており、リモートワークやオンライン会議の機会が多い人にとってWebカメラを用意する必要がなくなるのが特徴です。
USB-Cケーブル1本で映像出力と給電ができるので、デスク周りもすっきりします。
価格も2万円台前半とコスパが良く、テレワーク用のモニターを探している方におすすめです。
では、早速みていきましょう。
「JN-IPS238F-HSPC6-CMS」の特徴
JN-IPS238F-HSPC6-CMSの主な特徴は以下の通り。
- 23.8インチIPSパネル搭載のフルHD解像度
- モニター上部にポップアップ式Webカメラ(500万画素/30fps)&マイク内蔵
- USB-C接続で最大65W給電に対応
- 昇降式多機能スタンド搭載で高さ調整可能
- KVM機能搭載でキーボード・マウスの切り替えが便利
- sRGB 100%の広色域対応
- フリッカーフリー&ブルーライト軽減モード搭載
「JN-IPS238F-HSPC6-CMS」のスペック・外観
仕様

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| パネル種類 | IPS(ADS) |
| サイズ | 23.8インチ |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) |
| 表面処理 | 非光沢 |
| アスペクト比 | 16:9 |
| 輝度 | 250cd/m2 |
| コントラスト比 | 1000:1 |
| リフレッシュレート | 75Hz |
| 応答速度 | 14ms(最大) |
| 表示色 | 1677万色、sRGB:100% |
| 入力端子 | HDMI 2.0 (1920×1080) @75Hz DisplayPort 1.2 (1920×1080) @75Hz USB-C 3.1 (1920×1080) @75Hz 65W給電 USB-A-1 2.0 KVM (5V/0.5A) USB-A-2 2.0 KVM (5V/0.5A) USB-B YES (KVM/WEBカメラ) |
| スピーカー | 2W×2(ステレオ) |
| Webカメラ | CMS機能:カメラ (最大500万画素 30fps対応)、マイク、スピーカー内蔵 |
| 製品重量 | 約3.8kg |
| VESAマウント | 100x100mm(M4x7mm) |
| 付属品 | マニュアル 保証書 VESAマウント延長スペーサー 電源ケーブル 電源アダプター USB-Cケーブル HDMIケーブル USB-A to USB-Bケーブル |
| 価格 | 23,980円(税込、参考価格) |
外観


モニター本体はシンプルなブラック基調のデザインで、ベゼルも細めなのでスッキリした印象です。
23.8インチというサイズ感は作業用モニターとしてちょうどよく、デスクに置いても圧迫感がありません。


モニター上部にはポップアップ式のWebカメラが搭載されています。使わないときは本体に収納できるため、プライバシー面でも安心です。


昇降式多機能スタンドを採用しており、120mmの範囲で高さ調整が可能です。
チルト機能で傾きの変更することができます。




スイーベル(首振り)機能は左右各30°の範囲で動かせます。

さらにピボット(回転)機能にも対応しているので、縦画面として使用することもできます。


背面にはHDMI 2.0、DisplayPort 1.2、USB-CとKVM用のUSB-A ×/USB-B入力端子が配置されています。

付属品は以下の通り。
- マニュアル
- 保証書
- VESAマウント延長スペーサー
- 電源ケーブル
- 電源アダプター
- USB-Cケーブル
- HDMIケーブル
- USB-A to USB-Bケーブル
よかったところ
Webカメラ内蔵でテレビ会議がすぐできる

このモニターの一番の特徴は内蔵式Webカメラとマイクがあること。
リモートワークやオンライン会議が日常的にある人にとって、別途Webカメラを用意する必要がないのは本当に便利だと思いました。

500万画素のカメラは画質も十分で、マイクの音質も含めZoomやTeamsでのビデオ通話でも問題なく使えました。

使わないときはカメラを本体に収納できるので、わざわざカメラにシールを貼ったり、カバーを付けたりする必要がないのが良いですね。
WEBカメラは軽く押し込むことで出し入れが可能ですが、操作時はモニターを支えながらやらないとモニターの高さが変わってしまうのでご注意を。
USB-Cケーブル1本で接続できてデスクがスッキリ

USB-C接続に対応しているので、対応しているノートPCであればUSB-Cケーブル1本でモニターへの映像出力とノートPCへの給電が同時にできます。
最大65W給電に対応しているため、多くのノートPCを充電しながら使用できます。

ケーブルが1本で済むのでデスク周りがスッキリするだけでなく、長時間使いたい時でもノートPCのACアダプターを持ち運ぶ必要がなくなるのは便利。
23.8インチのサイズ感がちょうどいい

23.8インチというサイズは、大きすぎず小さすぎず、デスクに置いても圧迫感がなく画面全体を視界に収めやすいサイズ感だと感じました。
フルHD解像度で文字もくっきり表示されるので、長時間の作業でも目が疲れにくいです。

リフレッシュレートは75Hz。
高リフレッシュレートを求めなければ、Switch や PS5 と接続してゲーム用としても快適に使うことができます。
IPSパネルの発色が良く、色再現性も高い

IPSパネルを搭載しているので、視野角が広く斜めから見ても色の変化が少ないです。
sRGB 100%の広色域に対応しているため、写真や動画も色鮮やかに表示されます。
複数PC持ちの人にはKVM機能が便利

KVM機能を搭載で、モニターに接続したキーボードとマウスを複数のPCで共有できます。
デスクトップPCとノートPCを切り替えて使う場合でも、キーボードとマウスはそのまま使えるので作業効率が上がります。
リモートワーク用のPCと個人用のPCを使い分けている人には便利な機能だと思います。
気になったところ
モニターライトを使っている人は注意が必要

モニター上部にWebカメラが設置されているため、モニターライトを使う方は注意が必要です。
写真の通り、取り付ける位置によってはWebカメラと干渉してしまう可能性があります。
モニターライトを使う予定がある人は、事前に形状やサイズを確認しておくことをおすすめします。
まとめ

「JN-IPS238F-HSPC6-CMS」は、Webカメラとマイクが内蔵されたテレワークにぴったりのモニターです。
USB-Cケーブル1本で接続できるので、デスク周りをスッキリさせたい人にもおすすめ。
23.8インチのサイズ感もちょうどよく、価格も2万円台前半とコスパが良く普段使いに十分すぎる性能です。
テレワーク用のモニターを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
JAPANNEXTとは?

JAPANNEXTは千葉県いすみ市に本社を置く日本の液晶モニターメーカーです。
2016年に創業し、高品質かつ低価格な液晶モニターを展開しています。
ゲーミングモニターやPCモニター、モバイルモニターなど幅広い製品ラインナップが特徴です。
2025年に10周年を迎え、「すべての人がジャストフィットなデスク環境を手に入れられる世界」を目指していくとのこと。
興味を持った方はJAPANNEXT公式Xアカウント(@japannext1)や公式Instagramアカウント(@japannextbrand)をチェックしてみてください。

