ここ数年で数多くの生成AIが出てきています。
今回はかんたんにAI動画を自動生成してくれるWEBアプリ「Pollo.ai」を紹介します。
Pollo.ai とは

Pollo.ai は、テキストや画像から動画を自動生成する機能を持ち、AI動画編集やAI動画を自動生成が可能なツールです。
Pollo.ai の特徴
AI動画生成のモデルといえば「Kling AI」「Luma AI」などのモデルが有名ですが、Pollo.aiではこれらのモデルも選択して使うことができます。
2025年3月時点で選択可能なAIモデルは以下の通りです。
AI動画生成ツール | AI画像生成ツール |
・Pollo.ai Video AI ・Kling AI ・Runway ・Hailuo AI ・Vidu AI ・Luma AI ・Pika AI ・PixVerse AI ・Wanx AI ・Seaweed ・Veo2 ・Hunyuan | ・Recraft ・Ideogram ・Stable Diffusion ・Flux Schnell ・Flux Dev ・Flux Dev Lora ・Flux 1.1 Pro ・Flux 1.1 Pro Ultra ・Dall-E ・Imagen |
料金プラン
Pollo.aiの料金プランは以下のとおりです。
Free | Lite | Pro | |
料金 | $ 0 | $ 15 / 月 $ 10 / 年 | $ 29 / 月 $ 25 / 年 |
機能 | 20 クレジット 最大 2 動画 最大 20 画像 1 並列タスク オールインワンのマルチモデル サポート テキストから動画へ 画像から動画へ 動画から動画へ 一貫したキャラクタービデオ AI アニメーション ジェネレーター AI 画像生成ツール 40 種類以上のテンプレートとエフェクト AI 動画エンハンサー インタラクティブ コミュニティ 透かし入り出力 通常サポート | 300 クレジット/月 最大 30 動画/月 最大 300 画像/月 2 並行タスク オールインワンのマルチモデル サポート テキストから動画へ 画像から動画へ 動画から動画へ 一貫したキャラクタービデオ AI アニメーション ジェネレーター AI 画像生成ツール 40 種類以上のテンプレートとエフェクト AI 動画エンハンサー インタラクティブ コミュニティ より高速な生成速度 透かしなしの出力 より多くのカメラ移動オプション プライベート 動画の可視性 コピー防止 優先サポート | 800 クレジット/月 最大 80 動画/月 最大 800 画像/月 3 並行タスク オールインワンのマルチモデル サポート テキストから動画へ 画像から動画へ 動画から動画へ 一貫したキャラクタービデオ AI アニメーション ジェネレーター AI 画像生成ツール 40 種類以上のテンプレートとエフェクト AI 動画エンハンサー インタラクティブ コミュニティ より高速な生成速度 透かしなしの出力 より多くのカメラ移動オプション プライベート 動画の可視性 コピー防止 優先サポート |

まずはFreeプランで使ってみて、もっと使いたかった時は有料プランを選択するという使い方が可能です。
使ってみた
今回はAI動画生成モデルの「Pollo.ai」を使ってみました。
まずはサイトにアクセスします。(無料アカウントが作成可能なので必要に応じて作成してください。)
テキストから動画へ
メニューから「テキストから動画へ」を選択します。

今回は生成モデルを「Pollo 1.5」を使います。

自動生成を実行するとクレジットが消費されます。
今回使用した生成モデル「Pollo.ai」は消費クレジット「10」でしたが、生成モデルによっては300を超えるものもありますので、用途によって生成モデルを切り替えてください。
今回は変換元となるテキストとして、プロンプトに「雪の中を楽しそうに駆け回る三毛猫」を入力しました。
アスペクト比などの入力が終わったら「生成する」ボタンをクリックします

画面右下に進捗が表示され動画生成が始まります。

生成が完了するとプレビューが表示されます。(今回は3分程度で生成完了)
生成した動画はウォーターマークあり/なしでダウンロードが可能で、結果に納得がいかなかった場合は左下のペンアイコンからプロンプトを修正して再実行が可能です。

生成されたビデオはこちら。
ちゃんと動く猫の動画が生成されました。(楽しそうかは分かりませんがw)
AIアニメーション
今度はAIアニメーションを試してみました。
左メニューから「AIアニメーション」を選択します。
比較するためにプロンプトは先ほどと同じにしてみます。
スタイル、解像度、動画の長さ、モーション範囲、アスペクト比などを設定して「生成する」ボタンをクリックします。
※解像度、動画の長さによって消費されるクレジットが変わります。

生成が完了するとプレビューが表示されます。(3分程度で生成完了)
AIアニメーションで使われる生成モデルはPollo.aiになるようです。

生成された動画はこちら。
停止すると所々不自然な部分はありますが、アニメ調の動画が生成されました。
同じプロンプトで解像度を1080Pにしてみました。
生成完了までにかかった時間は10分でした。設定によっては処理に時間がかかるようです。

解像度を1080Pにした動画はこちら。
360Pよりもはっきりとした輪郭で、より詳細に出力されたという印象。
感想
テキストと数項目の設定だけで動画生成することができたので、生成AIは身近なものになったと感じました。
また日本語で入力しても意図したものが出来上がるのは感動しました。(生成AIがではじめた頃は英語で入力してたので。。。)
他にも、「動画から動画へ」の機能ではアニメ調にできるなど、今ある動画を気軽に変換できるのは面白かったです。

生成モデルを使用する際には消費されるクレジットには注意が必要です。
モデルによっては1回の生成で100クレジット以上消費するものもあるので、何度も使う場合は計画的に使う、または頻繁に動画を生成する場合は有料の上位プランも検討する必要があります。
まとめ
今回はAI動画生成ツールのPollo.aiを紹介しました今回はAI動画生成ツールのPollo.aiを紹介しました。
入力項目がシンプルで、簡単に動画を作成できるため、まずは無料プランでAI動画生成を試してみてください。