現在ゲーミングパソコンは DELL G15 5520 を使っています。
RTX 3060を搭載しているので軽めのゲームであれば問題なくプレイできるのですが、処理の重いゲームは流石に厳しいというスペック。
今年はモンスターハンターの新作も出るので新しいパソコンを買おうか迷っていたのですが、クラウドゲーミングサービスの「GeForceNOW」の評判が良さそうなので、どれくらいプレイできるのか試しに使ってみました。
早速レビューしていきます。
GeForce NOW について
GeForce NOW とは?
スペックの低いパソコンやスマートフォン・タブレットでもネットワーク回線を通してゲームを楽しむことができるNVIDIAが提供するサービスです。
対応しているゲームは2000以上で随時追加されています。
システム要件
GeForceNOWのシステム要件は以下のとおり。
対応 OS | Windows / MacOS / Chrome OS / Android / iOS / iPad OS など |
ネットワーク | ・最大 60 FPS の HD 解像度に対して 15 Mbps (例: 1280×720) ・60 FPS の FHD 解像度に対して 25 Mbps (例: 1920×1080) ・120 FPS の UW QHD および QHD 解像度に対して 35 Mbps (例: 3840×1440 や 2560×1440) ・120 FPS の 4K 解像度に対して 45 Mbps (例: 3840×2160) |
ブラウザ | Chrome ブラウザー (Windows、macOS、Chromebook) Edge ブラウザー (Windows のみ) Safari ブラウザー4 以降 (macOS) |
キーボード/マウス | USB ゲーミング マウスを推奨 |
ゲームパッド | GeForce NOW 推奨ゲームパッド Microsoft Xbox コントローラー Sony PS5 DualSense/DualShock 4 コントローラー |
詳細はシステム要件を確認してください。
GeForce NOW のプラン
プランは2024年12月時点で3つ用意されており、月払い/年払いで契約が可能です。
プラン | Free | Performance | Ultimate |
料金 | ー | 月払い:1,790円 年払い:8,590円 Day Pass:650円 | 月払い:3,580円 年払い:17,900円 Day Pass:1,300円 |
広告 | あり | なし | なし |
ゲーミングリグ | ベーシックリグ|4 vCPU | GeForce RTX | 8 vCPUs | GeForce RTX 4080 | 16 vCPUs |
待ち時間 | 長い | 短い | 最短 |
1セッションの最大時間 | 1時間 | 6時間 | 8時間 |
フレームレート | 最大 60 FPS | 最大 60 FPS | 最大 240 FPS |
NVIDIA RTX | × | ⭕️ | ⭕️ |
ウルトラワイドモニター対応 | × | ⭕️ | ⭕️ |
HDR と SDR10 | × | × | ⭕️ |
NVIDIA Reflex | × | × | ⭕️ |
オーディオ | ステレオ | サラウンド5.1 | サラウンド 5.1 / 7.1 |
上の表で待ち時間の項目からも分かるとおり、GeForce NOWはゲームを開始すると順番にプレイできるようになります。今回はUltimateプランでは1分かからないくらいでゲーム起動可能ですが、無料プランでは時間帯によっては5分ほど待たされることがあるため、毎日ゲームを楽しむのであれば有料プランは必須になります。
GeForce NOW アプリのインストール
GeForce NOWは対応ブラウザ経由で使うこともできますが、アプリを使うことでより快適に使うことができるのでインストールしてみました。(環境はMac)
サイトにアクセスして「Mac 用にダウンロード」ボタンをクリックします。
(使用端末によってダウンロードボタンの名称は異なります)
「NVIDIA GeForce NOW」アイコンをApplicationsフォルダにドラッグ&ドロップします。
「開く」ボタンをクリックします。
起動するとリリースノートが表示されます。
ログイン後、GeForceNowの画面が表示されます。
よかったところ
マシンスペックに依存せずにゲームが遊べる!
GeForceNOWの一番のメリットはこれ。
高スペックが求められるゲームであってもGeForceNOWであればGeForce RTX 4080環境でプレイすることが可能となります。
パソコンゲームはグラボが必要なタイトルであっても、非搭載のパソコンで遊べるようになるのはすばらしいですね。
ゲームデータは自分のパソコンではなく、クラウド上のサーバにダウンロードされるため、ゲームデータや更新データダウンロードで容量不足になる心配がないのもポイント。
タブレットやスマホでもPCゲームができる
スマホやタブレットでもGeForceNOWを使うことが可能です。
PS5などのコントローラを接続することで対応ゲームをプレイすることができます。
試しにフォートナイトをプレイしてみましたが、遅延を感じることはありませんでした。
(建築がやっとできるレベルなので気にならないだけかもしれません。。。)
iPhoneやiPad(M1 2020)でプレイするとカクツキを感じることが多かったので、スマホでプレイするのであればAndroid版をおすすめします。
気になるところ
ネットワーク環境が安定していることが前提
ネットワーク要件をみると15〜45Mbpが必要とありますが、GeForceNOWサーバーとのインターネット通信速度をチェックすることをおすすめします。
アプリの設定にある「ネットワークをテストする」から確認できるので、下記サイトにある手順を参照。
GeForce NOW用のネットワークをテストするにはどうすればよいですか?
放置すると切断される
一定時間放置すると切断されます。
休憩などでプレイしない時間がある時は、一度ログアウトして置くのが良いかと思います。
メンバーシップが売り切れになることがある
ここが一番気になっているところ。
メンバーシップに加入すればいつでも環境を切り替えることができますが、売り切れで購入できなくなることがあります。(2025年1月2時点で売り切れあり)
筆者は「今月はたくさんゲームするからUltimate契約するかー」とメンバーシップを切り替えながら使いたいのですが現状難しそうです。
1ヶ月プランで売り切れでも6ヶ月プランで販売しているケースもあるので、売り切れの場合は別の期間でチェックしてみてください。
まとめ
GeForceNOW はサブスクのように好きなタイミングで契約できて、インターネットの回線速度などの要件さえ満たせばGeForce RTX 4080の環境でゲームプレイできるサービスです。
FPSなどコンマ何秒での反応が求められるゲームは別として、動きのそこまで激しくないゲームであれば快適に遊ぶことができると感じました。
手元にゲーミングパソコンがないけどパソコンゲームを楽しみたい!という人におすすめのサービスですので、気になる方はぜひチェックしてみてください。