デスクトップPCやノートPCでWi-Fi機能が搭載されていなかったり、古いWi-Fi規格にしか対応していない時に使えるのがUSB接続のWi-Fi子機です。
今回はTP-Linkから発売されているWi-Fi 6規格対応の無線子機「Archer TX20U Nano」を購入したので紹介します。
Archer TX20U Nano の特徴

Archer TX20U Nano の特徴は以下の通り。
- Wi-Fi 6 最大1800Mbps(5GHz:1201Mbps + 2.4GHz:574Mbps)
- 2.4GHzと5GHzのデュアルバンド
- OFDMA/MU-MIMO対応で遅延を軽減
- 最新規格のWPA3暗号化に対応
- 超小型デザイン
- ドライバー内蔵でかんたんセットアップ
Archer TX20U Nano の仕様・外観
スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| Wi-Fi規格 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax |
| 信号レート | 5GHz: 11ax:最大1201Mbps(動的) 11ac:最大867Mbps(動的) 11n:最大300Mbps(動的) 11a:最大54Mbps(動的) 2.4GHz: 11ax:最大574Mbps(動的) 11n:最大400Mbps(動的) 11g:最大54Mbps(動的) 11b:最大11Mbps(動的) |
| ワイヤレスセキュリティ | WEP, WPA/WPA2/WPA3, WPA-PSK/WPA2-PSK |
| インターフェース | USB 2.0 |
| サイズ | 26.8 × 15.7 × 7.5mm |
| アンテナ | デュアルバンドアンテナ×2 |
| パッケージ内容 | Adapter TX20U Nano本体 かんたん設定ガイド |
外観


パッケージはような感じ。

パッケージの中は「Archer TX20U Nano本体」「かんたん設定ガイド」です。




本体のサイズは26.8 × 15.7 × 7.5mmで500円硬貨と同じくらいのサイズ。
使って見た感想
簡単にWi-Fi 6を使うことができる
ルーターが対応していれば高速&安定した通信が可能になります。
古いWindows PCを使ってクラウドゲーミングサービスのGeforce NOWをプレイしたところ、通信が途切れることなくゲームプレイすることが可能でした。

複数のデバイスが接続されている環境でもMU-MIMO/OFDMA機能のおかげで、以前使っていたWi-Fi 5の子機より、安定した通信ができているようです。
USBに挿すだけで使い始めることができる
使い始める時に公式サイトからドライバーをダウンロードしないと使えない機種もありますが、「Archer TX20U Nano」はUSBポートに挿し込むだけで使い始めることができました。
セットアップの手間が不要なのは嬉しいポイントでした。
サイズがコンパクトで取り回しが楽

製品名にNanoとある通りサイズが小さいです。
ノートPCに差しっぱなしにしても出っ張りとなる部分が少ないので、差しっぱなしでカバンに入れても邪魔になることはありません。
まとめ

TP-Link の Wi-Fi6子機「Archer TX20U Nano」をレビューしました。
Archer TX20U Nano は以下のような方におススメです。
- Wi-Fi機能がないデスクトップPCやノートPCを無線化したい方
- 古いWi-Fi規格のPCを最新のWi-Fi 6にアップグレードしたい方
- 小型で持ち運びしやすいWi-Fi子機を探している方
- 簡単にセットアップできる製品が欲しい方
価格も3000円以下と手頃でなので、Wi-Fi機能を追加したい、アップグレードしたいという方はぜひチェックしてみてください。
